もう20年以上も前の話。
20歳ぐらいの時、大阪に住んでいました。
当時は何にも知らない田舎育ちの若者だった私。
田舎の子が都会に行ったら、ちょっと悪い人たちのカモですよ。
訪問販売で購入しても、あとからクーリングオフできる
いろいろな人がいるから、本当に若い方たちは気をつけてほしい 。
田舎から出てきた子たちは、ほとんどがさみしい思いをします。
大学や専門学校などで地元をはなれた場合、すぐに友達ができれば、まだ紛れるんでしょうけど。
仕事関係になると職場ほとんど、年上の方ばかりなので
なかなかさみしい時間を埋めることは、難しいと思います。
当時はLINEなんて無いし、そもそも携帯も無い。固定電話一択ですよ。
このぐらいの電話の請求書になる。
心の隙間を付いてくる、訪問販売の悪い人たち。
1Kのマンションでゆっくりしていると、突然チャイムが鳴る。
地方出身の私のところに、しかもわざわざ大阪まで、知り合いが訪れるなんて
ほぼ無いので、知らない人だということぐらいはわかる。
でもなんか対応しちゃうんですよね。
まだ純粋だったな
「どうも、初めまして わたくし〇〇と申します」と名刺を出す。
引っ越しされてきた皆さんに、布団の状態の調査をしております。
マンションの管理人にも、許可を貰ってるので安心してください、的な内容だったと思う。
たまたま、引っ越し作業時に布団に穴が空いていたのもあり、部屋に入れちゃってました。
水フィルター式の掃除機で、布団の上を吸うと中の水のところにほこりが落ちて
水が汚くなって、ほらっ!?汚いでしょ!ほこりやダニがいっぱいでしょ!って手口。
そこから始まる、商品の説明。
そしてこーなってると体にいいとか、汗かいても大丈夫とか説明あって
最後に、今おすすめしている布団があるんですよぉ~。こちらって具合にね。
すべてを兼ね備えてるってヤツですね。
このぐらいまでの話を聞き終わってぐらいには、もう疲弊してるし
洗脳レベルまで、いってるんですよ。
「じゃぁそれいくらなの?」 →ハイキタコレ
営業経験ある方なら分かると思うんですが、このワードが相手から聞けたら
もう外堀埋めていくだけなんですよ。逃げられないように。
1人暮らしだから、誰か家族が来て「はっ!?」となって我に帰ることもない。
「56万4000円です!」 さすがに純粋な田舎育ちの私でも高い、ってなる。
でもね、この人らは知っているんですよ。高いと思わせないよう
この性能でこの値段ならとか、この値段でも毎日使うものですしとか
同じマンションの他の住人も買ったとか
その契約書を名前伏せて見せてきたりとか。 ←今思エバ偽造カモネ
とどめは、今使ってる布団は穴が空いているので回収して処分します。 ←クーリングオフ対策
今日から その布団で寝るビジョンしか 見せないようにしてくる。
はい契約!!おつかれ~!
契約後の撤収する速さといったら、
なにかの大会出れるんじゃない、ってぐらい速いの。
少し冷静になって、やっぱり高いと思ってクーリングオフも考えましたが、こんな思いがありました。
なんて感じで
面倒くさいな…
と思ってました。
ホントにアホな思考だった当時の自分を救いたい。
まとめ:要らないと思ったらクーリングオフしよう
すげー高い勉強代払ったな。いまこのお金が有ったら、って思ってるし。
私のところに、同じよう状況の若い子がいたらクーリングオフしろっ!
面倒なことになりそうだと思ってるんだったら、私も付き合うから!まで言える。
私の黒歴史を晒してでも、こういう目に遭う人を減らしたい。
知らない人を部屋に入れちゃダメっ!!ゼッタイ!!
以上
今の若い人たちは、しっかりしてるのでこんな目には
あわないんじゃないか?と感じた【ゆきち】でした。おわりっ!
コメント